買換は新型車種がオトク

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買換は新型車種がオトク

買い換えるなら新型車種がオトク!? 〜型式別料率クラス制度について



問題です。時価200万円で購入した自家用普通乗用車のA(新型車種)とB(中古車種)があり、まったく同じ条件で自動車保険に入った場合、保険料は同じになるでしょうか?

正解は「同じにならない可能性が高い」。なぜなら、自家用普通乗用車(3ナンバーの車)の自動車保険の場合、「型式別料率クラス制度」が導入されている自動車保険が大半で、この場合、新型車種は前年の損害の実績がないため、料率クラスが低めに(=保険料が安く)設定されることが多いからです。

自動車保険の保険料は、契約内容(補償範囲、保険金額など)や運転者の条件(ノンフリート等級、年齢など)によって料率が定められていますが、自家用普通乗用車(3ナンバー)と自家用小型乗用車(5ナンバー)の場合、車の型式による影響を受けます。

型式とは、道路運送車両法に基づき、自動車の構造・装置・性能などが同一であるものに対して国土交通省が指定を行う自動車の分類指標です。そして、車の型式による損害率(保険成績)の違いを担保種目ごとに保険料に反映しているのが「型式別料率クラス制度」です。

自家用普通乗用車(3ナンバー)と自家用小型乗用車(5ナンバー)に適用されるもので、一部を除く多くの保険会社で導入されています。

料率クラスは損害率の格差により9つに分けられていて、対人賠償保険、対物賠償保険、傷害保険(搭乗者傷害保険、人身傷害補償保険)、車両保険のそれぞれについて、型式ごとに1〜9に区分されます。料率クラス「1」がもっとも安く、2、3…と、数が増えるほど保険料は高くなります。

型式による保険料の違いがどの程度のものなのか、時価300万円のトヨタの車(平成12年式セルシオ、平成17年式ビスタワゴン)を例に比較してみましょう。

 
 
 
12年式
セルシオ
(UCF
20)
17年式
ビスタワゴン
(AZV
50G)
車両91
対人73
対物53
傷害56


このケースでは、傷害保険の料率クラスを除いて、平成17年式ビスタワゴン(AZV50G)が平成12年式セルシオ(UCF20)よりも料率がすべて低めに設定されていることがわかります。特に車両保険に関しては、セルシオが9クラスに対して、ビスタワゴンは1クラス。大きな格差となっています。

平成17年式のビスタワゴン(AZV50G)は今年発売したばかりの新型車種です。このように、前年の実績がない、デビューしたての車は料率クラスが低くなりやすい(=自動車保険の保険料が安くなりやい)傾向にあることがわかります。

一方、型式別料率クラス制度は、事故件数ではなく損害率(保険成績)に応じてクラス分けをするため、販売台数の少ない車や高級車の場合、料率クラスが高くなりやすいようです。

車を買い替えるときに、頭の片隅にでも記憶しておくと、思わぬ節約になりそうですね。

by 柳澤 美由紀(CFP)






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